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探偵の料金・全国相場【2025年版】

時間単価/日額/成功報酬/パックの違いで徹底解説

「探偵は結局いくらかかるの?」を5分で把握。
本ページでは、全国の一般的な相場感と料金プランの仕組み、高くなりがちな要因、見積もりの見方までを一気に整理します。まずは“いくらが普通か”を知り、悪質な高額請求を回避しましょう。

料金表

【クイック早見表】探偵料金の”全国相場”

まずはざっくり相場感"から。迷ったらここを基準に比較してください。

項目 全国的な目安
調査員1名の時間単価 6,000~8,000円円/時間
1日あたり (5~7時間目安・2名体制) 4万~6万円
成功報酬制プラン 20万~50万円 (証拠取得時のみ支払い)
バック料金(長時間まとめ) 30万~80万円(週末集中・2週間プラン等)
車両・機材・移動費など 経費0~数万円/日(事務所により込み/別)

「1名×○時間」より、実動は"2名体制"が基本。見積もりは"人数×時間"で増減します。

料金モデルの違い

(時間制/パック制/成功報酬制)

時間制 (時間課金)

  • 仕組み:調査員数 × 調査時間 × 単価 + 経費
  • 向いている人:ピンポイント作業(ルート特定、ホテル出入り確認など)
  • メリット:無駄が少ない、コントロールしやすい
  • 注意点:時間が読めないと費用が膨らむ可能性
時間制

パック制 (長時間まとめ買い)

  • 仕組み:30h/50h/100hなど時間をまとめて購入(割引あり)
  • 向いている人:行動が読めない、長期監視(週末集中、出張など)
  • メリット:時間単価が安い、計画変更に強い
  • 注意点:使い切らないと高額、追加延長でコスト増の可能性
パック制

成功報酬制 (証拠取得時のみ支払い)

  • 仕組み:「浮気の証拠」など条件達成時のみ支払い
  • 向いている人:証拠が見つからない場合の損失を避けたい、コスト重視
  • メリット:失敗リスクを避けやすい
  • 注意点:「何が成功か」の定義を契約で明確にすること
成功報酬制

依頼内容別の相場感(ざっくり目安)

依頼内容 典型的な工数 相場レンジ(目安 コメント
浮気・不倫調査 2名×4〜20h/回 10万〜60万円 裁判用のホテルIN/OUT複数回で上振れ
素行・行動調査 2名×3〜15h 8万〜40万円 勤務後〜深夜、休日に偏ると時間増
人探し・行方 期間1〜4週間 20万~50万円 情報量で難易度が激変。聞き込み・照会多い
盗聴・盗撮発見 半日〜1日 5万〜20万円 広い物件・複数拠点で加算

迷ったら、「目的(何の証拠が必要か)」→「必要な条件(回数・時間帯)」の順で固めると見積もりが正確になります。

地域差・難易度・時間帯による価格変動

地域差:都市部(東京・大阪など)は人件費・駐車・交通の面で+10〜20%高くなる傾向
郊外・地方は単価が下がる一方、移動距離が長いと経費が増えやすい

難易度要因:警戒心が強い/公共交通主体/出入り先が多数/タワマン・オフィスINなどは追尾難度↑

時間帯:深夜・早朝・連休は稼働調整と待機が増えて実働時間が伸びやすい

見積もりの「内訳」とチェックポイント

総額いくらか” を最初に確認し、内訳で妥当性を判断します。

見積りで出る主な項目

  • 基本料金:時間単価 × 人数 × 時間
  • 車両費:台数×日数(高速・ガソリン含む場合あり)
  • 機材費:特殊レンズ/暗視カメラ/録音機 等
  • 経費:交通費・宿泊・施設利用料・飲食(待機)
  • 報告書作成費:写真点数・ページ数で変動する場合あり
  • 成功報酬(該当時):定義に応じて

チェックポイント (丸ごと使える)

  • この見積額は“総額”ですか?(後から増えませんか?)
  • 「成功」とは具体的に何を指しますか?(ホテル出入り複数回 など)
  • 調査員は何名体制? 車両は何台? その必要性は?
  • キャンセル規定/日程変更のペナルティは?
  • 報告書サンプル(法的水準)を見せてもらえますか?
見積もり

ありがちな追加費用・隠れコストに注意

  • 車両の追加台数:当日判断で増えた
  • 待機時間の延伸(対象が出てこない)
  • 宿泊・長距離移動(急な出張追尾)
  • 写真・動画の焼き増し費
  • 深夜割増(事務所による)
追加費用

対策:契約前に「追加費用の発生条件と上限」を書面で明記してもらいましょう。

ケース別モデル料金(カンタン試算例)

実際の計算は 人数×時間+経費 が基本。下はあくまで目安です。

ケースA

ケースA:ピンポイント
(平日夜のホテルIN確認)

* 概算 : 2名×4時間、車両1台、都市部

* 概算 :

* 調査費 : 7,000円×2名×4h = 56,000円

* 経費 : 1.5万

* 合計 : 約7.1万円

ケースB

ケースB:3日連続の勤務後追尾

* 条件 : 2名×5時間×3日、車両1台

* 概算 :

* 調査費 : 7,6,500円×2×15h=195,000円

* 経費 : 2〜3万円

* 合計 : 約22〜23万円

ケースC

ケースC:週末集中+不定期
(2週間、パック50h)

* 条件 : パック50時間(割安)、都内中心

* 概算 : 40〜70万円(込み経費の有無で差)

ケースD

ケースD:成功報酬型
(浮気の決定的証拠)

* 条件 : “ホテル複数回のIN/OUT写真”で成功

* 概算 : 30〜50万円(条件達成時のみ支払い)

よくある質問(FAQ)

Q

相談・見積もりは無料ですか?

A

無料が一般的です。契約前に費用は発生しません。

Q

時間制と成功報酬制はどちらが得?

A

目的と状況次第です。ピンポイントで当たり日が読みやすいなら時間制、確実に証拠がほしいなら成功報酬制を検討。

Q

自分での尾行はNG?

A

危険・違法リスク・発覚リスクが高く非推奨。事前記録(帰宅時間・レシート・SNSなど)だけに留めるのが安全です。

Q

地方でも同じ相場?

A

大枠は同じですが、都市部は10〜20%高め。地方は移動・待機で経費が増えやすい傾向。

まとめ&次のアクション

探偵費用は「人数×時間+経費」で決まります。
相場を知って複数社の費用感を比較すれば、ムダコストは大きく下げられます。
そして、費用感に見合った「証拠の質(法廷力)」を。
報告書サンプルと成功案件の数が中身の信頼度を左右します。